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リフォーム費用の内訳を公開!失敗しない為のリフォーム見積書のチェックポイント

投稿日:2018年11月24日 更新日:

「リフォーム会社から見積書をもらったけど、安いのか高いのかわからない!」
「普段見慣れない項目ばかりで、よくわからない!」

よくわからないまま総額ばかりに目がいってしまい、安いところを選んでしまいがち。
しかし、損をしないリフォームの為には内訳を理解し、見積書を正しく判断することが重要なんです!
そこで今回は、リフォーム見積書の内訳や、損をしないためのチェックポイントを紹介します。

リフォーム費用の内訳を理解する

まずは費用の大まかな仕組みを理解しておきましょう。
リフォーム費用を構成する要素は、大きく材料費と施工費に分けられます。
材料費はキッチン、バスなどの設備機器やフローリング、ドアといった建材にかかる費用。
施工費は人件費で、施工する職人にかかる費用です。

材料費に関して

例えばシステムキッチンの場合、同じサイズでも30万〜200万円ぐらいのものまでさまざまです。
この大きな差は、主に材料費の違いから生まれます。キャビネットの扉の素材や仕上げ方、天板(ワークトップ)がステンレスなのか人造大理石なのか、水栓やコンロ、レンジフードのグレード、食器洗い乾燥機、浄水器といったオプションの有無など、さまざまな要素が費用に影響しています。

また、むく材のフローリングと合板を基材にした複合フローリングでは費用が大きく違います。ドアも同様で、化粧シートや突き板を張ったものよりむく材のほうがはうかに高価です。

施工費に関して

例えば漆喰や珪藻土(けいそうど)といった塗り壁材は、材料費もビニールクロスよりやや高くなりますが、それ以上に塗る手間がかかるので人件費に大きく影響します。
造作キッチンや造作浴室なども施工費が既製品よりも多くかかります。収納は大工がつくれる範囲のものなのか、家具工事に相当するものなのかで、造作費用が大きく変わります。家具工事のほうが凝ったつくりになるので、コストが高いです。

予算オーバーなどで、コストを調整したいときには、材料のグレードを落とすか変更できないか、施工の手間を下げられないか再検討の余地があります。

見積書の見方とポイント

見積書の体裁は会社によって異なりますが、おおむね下記のようなものです。

工事の種類毎にその内容が記載され、その量と単価、合計金額が記載されます。
要はどの商品をどれだけ使って、いくらかかるのかがすべてわかります。
チェックすべきポイントは下記3点です。

■ 工事の内訳が「一式」など曖昧なものではないか?

工事の内訳がなく、一式ばかりの見積もりには要注意です。
工事の内容や、設備なら商品名や品番、木工事なら木材の種類など、細かく確認してください。

■ 設備の金額は適正か?

設備などは、メーカー希望小売価格がカタログに記載されていますが、取引条件などからリフォーム会社によって、施主に引き渡す際の金額が異なることが多いものです。
その違いもリフォーム会社によって比べてください。
リフォーム会社によっては、希望したものと類似の商品を安く仕入れてくれる場合もあります。そういうときは事前に商品説明を聞いて、どうゆう商品なのかを確認しましょう。

■ 自分の要望はきちんと記載されているか

当然のことですが、自分の要望したものが入っているか、その金額はいくらになっているかを確認します。
見積書に入っていない工事は行われません。安いからといって見逃してしまっては、後のトラブルに繋がります。

見積書以外にもチェックするポイント

見積書をチェックすると共に、プランの内容を設計図で確認もしましょう。
リフォームの範囲や間取り変更の内容などは、設計図を見ないとわかりません。
設備機器にしても、オプションの有無などを含む内容の詳細は、見積書だけではわからないこともあります。
工事の範囲が思っていたものと違っていて、後から追加費用にもなりかねません。
担当者から説明をよく聞いておくことが大切です。

まとめ

見積書を見るときは、費用の総額だけでなく、内訳やプランもしっかりと確認することが大切です。
また、一つの業者だけでなく、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
3〜4社に依頼することで、材料費や施工費の費用の目安にもなります。

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